パパは脳研究者

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

脳科学を研究している筆者が我が子の成長の様子を毎月、脳科学の視点から描いています。自分達が育児中目にした成長の事象を脳科学的な観点から、逐次説明してくれます。そういえばそんなことあったなぁ、それってそういうことだったんだななんって思い出しながら読んでいました。

自分も育児日記を付けたいなと思いつつも、日々の忙しさにかまけて結局何にも残していませんでした。著者の娘さんが日々成長している姿を読みながら、ちょっと後悔と同時に懐かしさがこみ上げてきました。

やはり脳科学者らしく、こういう子に育てようという目的が設定されていることも素晴らしいと思いました。そんなこと考えないまま育ててしまってこれまた後悔です。ただ目的が設定されていても、それをどう実現させていくかの手段もきっとわからなかっただろうけど。今思えば手当たり次第の子育てでしたね。

この目的に従ったせいなのか、著者の娘さんはとても順調に育っているように見えます。4歳でひらがな読めたり、数字読めたり、こういうのを見ると自分の子供と比べてしまう。。。良くないですけど、気になってしまいますね。でも筆者が一つの基準としたのが、マシュマロテストというのは安心しました。自分の子供達もマシュマロテストへの対応が一つの基準目標でもあったので。