マツダ

 

マツダ 心を燃やす逆転の経営

マツダ 心を燃やす逆転の経営

 

 マツダの元会長だった金井氏へのインタビューを中心に、マツダがどのような想いで今の車のラインナップを構築してきたかを明らかにしてくれます。もうマツダ関連の本はかなり出版されているので、知っていることも多いのですが、しかしその大元締めたる氏のインタビューはそれを再構成させてくれます。

 

これだけ色々本が出版されるということは、やはりマツダファンが増えているということなんでしょうね。やっぱりデザインと技術の先進性は見ていて心に響くものがあります。財務的にどうこうではなく、まず魅力的なプロダクトを作り上げる、このことに対する想いが社内に漲っているからこそ、多くのファンを引きつけることが出来るのだと改めて感じました。そしてこの本を読んでいると、仕事に対する気持ちを再度考え直させてくれます。世界一を目指して、誇り高いものを生み出すという気概、そういった仕事をやって見たいものです。

 

マツダ車は今年から更に次の世代に向けて新しい商品群を生み出そうとしています。直近マツダ3の売り上げ不振が聞こえてきますが、トータルで素晴らしい評価とドキドキさせてくれる製品群を披露してくれるものと改めて期待しています。